保育士の転職事例
投稿日:2023/06/20放課後デイで働きたい保育士さんの転職事例(転職活動期間:約1ヶ月)
A・Oさん(38歳女性)

- 転職前
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- 勤務地
- 大阪府茨木市
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- 施設
- 認可保育園
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- 雇用形態
- 正社員
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- 給与
- 月給23万円
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- 転職後
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- 勤務地
- 大阪市中央区
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- 施設
- 放課後デイサービス
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- 雇用形態
- 正社員
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- 給与
- 月給25万円
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- 転職の理由やCMEに相談したきっかけ
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新卒で認可保育園に入社し働いてきました。良い環境で、現状に満足はしていましたが、現代において障がいという言葉が普及して来ました。それから療育の診断がおりたり、自分の子どもが障がいを持っているのではないかと不安に感じられる保護者の数も増えてきて、障がいに対しての意識が変わってきた頃でした。
実際、クラスにも環境にストレスを感じている子ども、周りの活動についていけずにしんどそうにしている子どもを見ているうちに、放課後デイサービスで働いて専門的な知識を身につけたいと思い始めるようになりました。
ただ、障がい児と関わることはあっても専門知識がないため、自分では転職することへ踏み出す勇気がなくCMEさんに登録しました。
CMEさんにお願いした内容は下記のようなものでした。
・研修などの制度が充実している施設で働きたい
・給与を今より少し上げたい
・大阪市内で働きたい- 今回のポイント
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- 求人数が少ないため、どこかを諦めないといけない可能性が出てくること
- 未経験からだと難しく感じることもあり、忍耐力がいること
- 園見学だけでなく、少しの時間でも施設の子と触れ合うことをおすすめすること

担当コンサルタントから「ひとこと」
A・Oさんは自身の経験をきっかけに放課後デイで働きたいと思うようになったと、心境の変化までしっかりと話してくれました。ただ、保育園で障がいの子を数人見ることと、施設でお預かりするのではやはり気持ちがかなり変わってきます。
筆者も保育士をしていましたので、障がいの子どもをたくさん見てきました。とてもかわいくて愛情を持って関わりますが、それがその子にとって居心地がいいかと言われるとそうではありません。施設ではすべての子どもたちが居心地よく過ごせるにはどうしたらいいのかという適切な関わり方、カリキュラムの作成など、勉強すべきことはたくさんあり簡単ではありません。その子どもに合った援助をすることは思ったより難しいので、まずそちらのギャップが生じる可能性をお伝えいたしました。
それから園見学ではさらっと見るだけではなく、少しでも子どもたちと触れ合える方がいいと思い、施設の担当の方にも触れ合いの機会をいただけないか依頼させていただきました。快く受け入れてくださり、面接の日に施設で子どもたちと時間を過ごすことになりました。終わってから「やっぱり働きたいと思いました」とのお言葉をA・Oさんからいただいたので、面接官の方にも温度感をお伝えすると、感じも良く、子どものことをしっかり見てくださる方でしたので前向きに検討したいとの答えが返ってきました。
数日後、無事内定のご連絡をいただき入社が決まりました。A・Oさんからは「入社してから現在も毎日勉強のつもりで頑張っています」と楽しそうにお仕事されている様子を聞けて、サポートが出来て本当に良かったと感じております。ただ、やはり難しいと思うことは多々あるようなので、筆者の経験も基に引き続きフォローしていけたらいいなと思います。