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CME保育士コラム

スッピンで出勤⁉保育士さんの髪色やネイルなどのメイク事情について

身だしなみに気を遣うことは社会人として当然のことです。しかし保育士の場合は、身だしなみを意識しすぎるあまりに「過度なおしゃれ」となってしまうことは、保護者からの印象や子どもの安全性からみて避けた方がいいです。一部の保育園では、つけまつげやネイルの禁止など、身だしなみに関しての規則を明確にしているところもあるほど、それらを大切にしています。

 

 

業務時の服装でジャージの着用が認められているところは多く、一見すると身だしなみを気遣ってなさそうにも見える保育士ですが、どのようなことに気を付けているのでしょうか。

本記事では、保育士の身だしなみについて、メイク・服装・ネイル・アクセサリ・ヘアスタイルの5つに分けて深掘りしていきます。

 

 

メイクはナチュラルメイクが好ましい

メイクをするならば、ナチュラルメイクが無難です。その理由は2点。1点は、メイクが崩れてもメイクなおしのための時間はないからです。

保育中は園庭遊びや園外への散歩など外に出る機会が多い上に、子どもたちと遊ぶと汗をかきます。特に夏場は汗をかきやすくなるし、プールや水遊びの中でメイクが落ちやすい。わざわざアイラインを引きなおしたりつけまつげをつけ直したりするための時間はありません。業務時間中は子どもの安全を最優先にするため、メイクが崩れることを前提として出勤時からナチュラルメイクでいる方が好ましいでしょう。

 

そして理由の2点目は、乳幼児に化粧品が触れることを避けるためです。抱っこなどスキンシップをとることが多い0~1歳児は肌が特にデリケート。そのため、化粧品の匂いや化学物質が子どもについてしまうことは避けた方がいいです。実際に、保育園によっては「ノーメイク」を求められるところも。しかしこれには賛否両論あり、ノーメイクは社会人としてだらしないという印象をもつ保護者もいます。保育園の方針が無ければ、やはりナチュラルメイクが無難と言えるかもしれません。

 

メイク以外でも気をつけたいのは、ハンドクリームや日焼け止め。頻繁に手洗いするので乾燥する冬場は手荒れしやすく、外活動が多いので夏場は日焼け止めの塗布が避けられない保育士は多いでしょう。日焼け止めやハンドクリームを塗った手で触ったおもちゃなどを、子どもがそのまま口にしてしまっても大丈夫なように、オーガニック製のものを使っている保育士もいますよ。

 

 

服装は動きやすさを重視しつつだらしなさが感じられないものを

保育士の服装は、いつ何時でも子どもの危機に備えて動けるよう、動きやすい服装で保育することが大前提です。その一方で、だらしないという印象を保護者にもたれないよう部屋着のようなスウェットなどは着用するべきではありません。

 

 

また、子どもと保育士の安全性からフード付きの洋服は着用不可としている保育園も多いです。好奇心旺盛な子どもは、フードを引っ張ってみたりおもちゃを入れてみたくなったりします。そんな子どもが急にフードを引っ張り保育士が後ろに倒れるようなことがあれば、他の子どもまで巻き込まれかねません。

このような事故は不意に起こるものですが、想定できていれば未然に防げるものでもあります。時に大人の想像を超える子どもを相手にしているからこそ、常にあらゆる危険を想定することが非常に重要です。保育士の服装ひとつをとっても、しっかりと危機管理していくことが未然に事故を防ぐことにつながるでしょう。

 

さらに細かいところまで言うと、エプロンも気をつけたいところです。抱っこすることが多く、嘔吐や鼻水などで汚れてしまうことが多い2歳児未満のクラスではエプロンは必須。しかし会話でのコミュニケーションがままならない子どもがほとんどなので、表情や服装など視覚的アプローチが大切になってきます。そこで、エプロン選びで抑えておきたいポイントは色です。黒やグレーのような暗い色よりも、黄色や水色のような明るい色合いのエプロンを選びましょう。原色より淡い色だとさらにベター。保育園生活が間もない子どもでも親しみやすいようです。

 

 

ネイルはNGが基本

これは、看護師や介護福祉士のような援助職に共通することですが、大半の保育園でもネイルは安全性と衛生面から不可としています。ネイルと言っても、デコレーションをした立体ネイルから爪を整えただけのようなクリアネイルまで様々。万が一ネイルの飾りが落ちて子どもが口に入れてしまうことが無いように、ネイルを認めている保育園であっても立体ネイルは不可なところが多いです。

 

また、爪の長さについても、デリケートな乳幼児の肌を傷つけないために注意する必要があります。決して、爪を伸ばしてはいけません。爪が伸びている子どもたちがいたら、清潔を保つために保護者へ爪切りをお願いする保育士も多いでしょう。その保育士の爪が伸びていれば説得力がありません。爪は伸ばさず、清潔を保ちましょう。

 

 

 

アクセサリもNGが基本

アクセサリについても、ネイルと同様で、不可としているところが大半なのではないでしょうか。

ネックレスやピアス、ヘアアクセサリはフードと同様で、子どもの好奇心から事故につながるリスクを軽減するために着用は避けるべきです。ただし結婚指輪については、不可としている保育園はあるものの、突起物が無い指輪なら身に付けたままでもOKとしているところもあります。

 

結婚指輪は園の方針に従い、その他のアクセサリは保育に必要なく、妨げとなり得る物なので保育中に身に着けるのは止めましょう。

 

 

ヘアスタイルは最も印象を左右する身だしなみ

髪色について、約10年前に保育士の筆者が学生だった頃は、地毛であっても黒色でない髪色は黒く染色することが求められましたが、現在は民間企業の保育業界参入も相まって、保育現場でも比較的自由度が高くなっています。

と言うのも、髪色が明るいだけでは、保護者によっては与える印象に差があっても、子どもの安全性には影響しないからです。とは言え、社会福祉法人の保育園はその特性上、地域還元事業が義務付けられ、また地域に認められる存在であることが求められています。そのため、保護者だけでなく地域からの印象悪化を招かないために、保育士に対して明るすぎる髪色は避けるよう求めるところも。無難なのは、やはり落ち着いた髪色の方だと言えるでしょう。

 

髪型は自由ですが、長髪の保育士は後頭部の下の方で一本に結びます。外活動の時は子どもと同様に帽子の着用を求められる保育園も多いので、結び直さなくても帽子の着脱が簡単にできるのがポイント。子どもに引っ張られるリスクも減らせます。

 

 

保育士の身だしなみのポイントは「清潔感」と「安全性」

 

保育士の身だしなみを5つに分け深掘りしましたが、どれも共通しているのは、「清潔感はあるか」「子どもの安全性は考えているか」の2つです。

子どもの安全性は、善悪が分からない2歳児未満の担任保育士か、善悪が分かる3歳児以上の担任保育士かによっても異なります。未満児を担任する時は、より細部まで身だしなみに気を付けましょう。

 

ひとつ付け加えたいのは、保育士がおしゃれをするのは悪いことではないということ。

前提として、大切な子どもを安心して預けてもらうために保護者との信頼関係の構築が絶対です。どんなにいい保育士でも身だしなみが悪いことで保護者からの印象が悪ければ、信頼関係の構築が難しくなり、子どものためにもなりません。保育しやすくするためにも、保護者や地域住民からの印象を気にした身だしなみも大切になってくるのです。逆の考えをすると、保護者と絶対的な関係が構築できていれば、必ずしも保護者の印象を気にした身だしなみを気にする必要はないでしょう。

自分自身はどのように身だしなみに気を付けるべきか、清潔感と子どもの安全性の2つを踏まえ、今一度見直すきっかけにするといいでしょう。