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CME保育士コラム

保育士の恋愛あるある

恋愛面において、保育士であるあなたは、周囲からよくどんなイメージをもたれていると感じますか?

 

「異性との出会いが少なそう」

「モテそう」

「甘えさせてくれそう」

 

“保育士”という職業を異性に話したときに、マイナスなイメージよりもプラスなイメージを持たれたという方が多いのではないでしょうか。イメージの良さから、「恋人にしたい女性」または「結婚したい女性」の職業ランキングでも上位になることが多い保育士。

今回は、そんな保育士の恋愛にまつわる「それ本当?」なことや「あるある」をまとめてみました。

 

 

調査結果からみる恋愛にまつわる保育士の実態

結婚式場などを運営する業界最大手の企業『アニヴェルセル』が、首都圏・関西在住の20歳~36歳の約500名の男性を対象に、「あなたが妻にしたいと思う憧れの職業はありますか?」と質問し、いくつかの選択肢からあてはまる職業をすべて選んでもらったところ、「幼稚園・保育園の先生(48.8%)」がダントツ1位という結果に。続いて、「公務員(29.3%)」が2位にランクインし、3位に「看護師(25.2%)」でした。

 

同様の他の調査でも、保育士の人気は看護師同様に高く、上位にランクインしているものばかり。保育士の人気の高さがうかがえますが、その一方で、マッチングアプリplus編集部が行ったアンケート調査では、「彼氏や夫がいない」と答えた保育士は、およそ半数の55%という結果になりました。

また、「出会いが少ない」と感じている保育士は約9割で、相手を見つける以前に異性との出会いの少なさを感じている保育士が多いようです。

 

それもそのはず。「保育士」と聞いて働いている人を想像した時に、大半の人が女性の保育士を思い浮かべるほど女性が多い職業です。実際に、独立行政法人福祉医療機構が発表した『「保育人材」に関するアンケート調査の結果について』の中では、保育施設の職員の95.8%が女性で、全体の保育施設の54.8%が女性職員のみの施設となっていることが分かりました。

この調査では、30歳代以下の男性保育士は3%のみ。100人の保育士が集まると、そのうち3人が30歳代以下の保育士という結果です。このような圧倒的な保育士の男女比の差が、「出会いが少ない」と感じている保育士が多い一因となっているのでしょう。

最も、男性保育士からすると、女性が多い保育士の職場は「出会いが多い」と感じることでしょう。所変わればではありますが、大半の保育士にとって出会いが少ないことは間違いないようです。

 

 

保育士の出会いは

  • 一番多いのは「友人の紹介」や「学生時代からの友人」

出会いが少ないので友人の紹介を経て出会うか、学生時代からの友人や恋人とそのまま結婚する保育士が多いようです。出会いが少ない中でも友人を通して相手の素性を聞くことができ、恋愛関係に発展するのも比較的早い「友人の紹介」による出会いは、最も多いかもしれません。

また、学生時代から交際している人とそのまま結婚する人も。保育士という職業柄、子どもが好きで「早く子どもをもちたい」と強く思っている人が多く、25歳前後と早くに結婚する人が比較的多いのも保育士ならではと言えるでしょう。

 

  • 最近はSNSでの出会いも増えている

最近、特に多いのはSNSを通じた出会いです。マッチングアプリなどを活用しながら、気軽に出会いを求める保育士も増えてきているように感じます。一般的な出会いの場と言うほど浸透していませんが、出会いに積極的な若い保育士を中心に広まりつつあるようです。

 

  • 消防士や自衛隊、など専門職の公務員が多い

保育士の結婚相手で多いのは消防士や自衛隊、警察官などの専門職の公務員。散歩で消防庁舎や交番を通る時は、挨拶したり消防車やパトカーに近づいて見学させてもらえたりします。最初はただの顔見知りの関係でも、それがきっかけで防犯教室や防火訓練時で保育園に来所した際にアプローチを受け、交際に発展することも。

シフト制の勤務である点や命を守ったり生活に密着した支援を行ったりする仕事である点など共通点も多く、意気投合しやすいのかもしれません。

 

  • 少数派!?保護者からの紹介

保護者との関係性が深まると、保護者から「職場いい人がいて紹介したいのだけど」と保護者から紹介の話を受けたという話もあるようです。保護者からの紹介ではないですが、実際に、母子世帯の母親からアプローチを受けた男性保育士が、交際を経て結婚したというケースもあります。

 

 

保育士ならではの恋愛あるある

ここからは、保育士である筆者の周りで実際にあった恋愛エピソードや、保育士ならではの「あるある」を紹介していきます。

 

  • 職場で接するのは職員と保護者、子どもたち

調査データから保育士の男女比の差が圧倒的だと示しましたが、職員以外に職場で接することが多いのは、出会いの対象にならない保護者と子どもたち。時々、子どもから「大きくなったら先生と結婚する」とお手紙をもらってときめくのは保育士あるあると言えるかもしれません。

「先生にプレゼントするために折り紙作ったよ」と持ってきてくれたり、戸外保育で見つけたお花を渡してくれたり、子どもたちからの素直で表現が可愛くて日頃からときめいているという保育士はきっと多いはず。

 

  • 業務が忙しく、職場と自宅を往復するだけの日常

仮に出会いがあったとしても業務に追われて、恋愛する余裕がないという保育士も少なくないでしょう。基本的には職場と自宅の往復、それも‟モテ“とは程遠いジャージのような動きやすい服装で、化粧は薄くほとんどすっぴんに近いので、明確な出会いの目的をもったうえで帰宅途中にどこかに寄らなければ、出会いにつながることはほとんどないのが実情かもしれません。

業務の合間に化粧直しをする必要性もなければ、その時間もないので、たまに普通の服装で化粧直しをして退勤すると「今日は予定があるんだな」と周囲の保育士にも気づかれるのもあるあるです。

 

  • 交際相手に保育の準備や製作物を手伝ってもらう

交際相手との年月が長くなってくると、一緒に過ごす休日に保育の準備や製作物を手伝ってもらうこともあるあるではないでしょうか。作った製作物を見てもらったり、行事の衣装の細かい仕様のどちらが良いかや振付の意見をもらったり…。保育士のあるあるですね。

 

 

ワークライフバランスを保つために

保育士として仕事をする一方、一人の女性として、男性として、恋愛や結婚などライフバランスも大切です。プライベートが充実することにより、さらに心に余裕ができるでしょう。対人援助がメインの保育士の業務では、心に余裕のある状態であることはとても大切なことです。

恋愛だけが心に余裕をもたせることにつながるわけではなく、それが旅行やスポーツなどの趣味であってもいいですが、心を許せる誰かに言葉で労ってもらうことは、ストレスが大幅に減ったり辛い場面状況への耐性が高くなったりすると言われています。

 

多くの若い保育士がクレーマー保護者に言われて傷つくという「あなたには子どももいないくせに」「結婚もしていないくせに」という心ない言葉を言われた後も、支えてくれるパートナーがいるだけで受け取り方が変わってくるのかもしれません。

 

出会いのきっかけをつかみ、恋愛から結婚へとつなげるためには、出会いの場をしっかり外へ広げる行動力と、その後にお付き合いを続ける時間作りが大切です。

「忙し過ぎて恋愛なんてする暇がない!」「職場での出会いも出会いの場に行ける余裕もない!」という場合は、心や時間の余裕を持てる職場探しから始めるのも一つの方法です。どうすれば出会いの場に行くことができるのか、どうすればパートナーに出会えるのかを考え、転職を選択肢の一つとして考えるのもいいでしょう。