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CME保育士コラム

クリスマスって何?園児聞かれたらどう説明すべき?意外と知らないクリスマスについて

冬の一大イベントといえば「クリスマス」ですよね。

クリスマスの飾りつけやクリスマスケーキ、サンタさんからのプレゼントなど、子ども達はクリスマスをワクワクしながら待っています。

保育園でもクリスマス会を行う園も多いですが、実際にクリスマスの由来についてどのように伝えたらいいのか悩む人も多いです。

そこで今回は、由来の伝え方と共にクリスマス会などでも使えるおすすめの歌や遊び、製作を紹介します。

 


 

クリスマスの由来とは

クリスマスは、イエス・キリストの生誕祭のことです。

イエス・キリストは、神様の子どもとして生まれた人で、人々の幸せを願い、多くの人を助けたと言われています。

そのため、多くの人を助けてくれたイエス・キリストの

世界中の人の幸せをお祈りする日でもあります。

子ども達には、「イエス・キリスト様が神様になって、たくさんの人を助けてくれたのが嬉しかったから、神様が来てくれた日をクリスマスにして、お祝いしているんだよ」というように説明すると、伝わりやすくなります。

サンタクロースの由来

サンタクロースの由来は、聖ニコラウスという司教が関係しています。

家が貧しくてお金に困っていて、お金を手に入れるために娼婦にならなければいけなかった女性がいました。

それを知った聖ニコラウスは、その夜煙突から女性の家の中に金貨を投げ入れました。

煙突から投げ入れられた金貨は傍にあった靴下に入り、その金貨のおかげで女性は救われ、娼婦にならずに済んだというのが由来です。

子ども達に説明する際には、「サンタさんはとても優しいおじいさんで、困っている人をたくさん助けてくれるとっても素敵な人なんだよ。みんなも良い子にしていたら、優しいサンタさんがプレゼントを届けに来てくれるかもしれないよ」というように説明すると、大まかに由来を伝えながらもクリスマスのワクワク感を味わうことが出来ます。

クリスマスツリーの意味

保育園にもツリーを出して飾りつけを行う園は多いですが、クリスマスツリーにも意味合いがあります。

ツリーといえば「もみの木」ですが、もみの木は寒い冬にも葉を落とさず、1年中枯れることのない木なので「永遠の命」を意味すると言われています。

また、ツリーの頂上には星を飾ることも多いですが、この星は「トップスター」と呼ばれており、イエス・キリストが生まれたときにあった星が由来となっているという説があります。

リースの意味

クリスマスに飾られることの多いリースですが、実はリースはキリストとは関係ないと言われています。

クリスマスツリーと同じもみの木が使われていること・輪の形から、「永遠(ずっと)」という意味が込められており、「いつまでも幸せにいられるように」「ずっと元気でいられるように」といった意味があると言われています。

「メリークリスマス」の意味

「メリー(merry)」は英語で、日本語に訳すと「楽しい」という意味になります。

そのため、メリークリスマスには「楽しいクリスマスを」「クリスマスおめでとう」などの意味をこめて伝える言葉です。

 

 

クリスマスにおすすめの歌・遊び・製作

「あわてんぼうのサンタクロース」

タイトル通り、クリスマス前にやってきてしまったサンタクロースの歌なので、クリスマス前から歌いやすい曲です。

また、「いそいでリンリンリン」、「あいたたドンドンドン」など、曲がリズミカルなので、リズムに合わせて楽器や手拍子がしやすく合奏などにもおすすめの曲です。

「赤鼻のトナカイ」

トナカイがメインの歌です。

ストーリー性のある歌なので、ペープサートやペープシアターなどにもおすすめです。

「きよしこの夜」

年中・年長児などがピアニカなどを弾く際におすすめしたい曲です。

他のクリスマスの歌に比べて楽譜が簡単なので、年長児でも練習すれば弾くことが可能です。

遊び

「プレゼントリレー」

そりに見立てた段ボールにプレゼントを乗せて行うリレーです。

ルールが理解できる2~5歳児におすすめのゲームです。

プレゼントは、ラッピングしたプレゼント箱でなくても、園にあるおもちゃを集めておき、自分でプレゼントを1つ選んでそりに乗せるのもワクワク感があっておすすめです。

「プレゼント積みゲーム」

ラッピングされたプレゼント箱を高く積み上げていくゲームです。

ルールが簡単で0歳児から遊ぶことができるので、異年齢児が関わってゲームに参加することが可能です。

高く積み上げられることが予想されるので、高くなってきた時用に椅子などを準備しておくとスムーズです。

チーム対抗にして、1番高く積み上げられたチームの勝利などにすると、協力して積み上げることが出来ます。

製作

「リース」

・傘袋のリース

0~2歳児におすすめのリースです。

傘袋に丸めた花紙を入れます。

2~3枚ほど入れたら花紙の上を縛って、また花紙を入れてを繰り返します。

傘袋が一杯になるまで繰り返したら、最後は口を縛り、傘袋の上下を丸くなるようにくっつけたら完成です。

傘袋に丸シールなどで装飾をしても可愛くなります。

 

・自然物リース

3~5歳児におすすめのリースです。

真ん中をくり抜いた紙皿を用意します。

ボンドを塗って、どんぐりや落ち葉、木の枝や毛糸など、自分の好きなものを貼り付けていきます。

ボンドはのりよりも扱いが難しいので、幼児におすすめです。

事前の戸外遊びで使えそうなどんぐりや枝を拾っておくことで、「この前拾ったやつ」と子ども達も楽しんで製作に取り組むことが出来ます。

同じ材料を使っていても、子ども達のこだわりが出やすい作品なので、1人1人個性的なリースが出来上がり、並べるととても可愛いです。

「クリスマスツリー」

・ビリビリクリスマスツリー

0〜2歳児におすすめのクリスマスツリーです。

緑や黄緑の折り紙をビリビリと破いて、のりで貼っていきます。

0歳児の場合は紙にのりを塗っておき、置くだけでくっつくようにしておくと作成しやすいです。

2歳児の場合はツリー型をペンで描いておいて、線からはみ出ないように貼るというように、年齢別に難易度を変えられるのも嬉しいポイントです。

 

・紙コップツリー

3〜5歳児におすすめのクリスマスツリーです。

紙コップを1人3個使います。

1つは幹の部分、2つが葉の部分になります。

幹は絵の具やペンで塗ったり、折り紙を貼ったりして作成します。

葉も絵の具や折り紙で色付けをして、飾りも貼ったり描いたりして自由に作成します。

描き終えたら、底を上にして、下の飲み口の部分を8等分位になるように、下から上に向かって半分ほど切り込みを入れていきます。

切った部分をペンで巻いて、カールを付けて2つ重ねて幹に付けると、立体的なクリスマスツリーが出来上がります。

飾りつけをペンや折り紙で行う場合は切る前、ビーズや毛糸などの立体的なものは切ったあとに行うと、スムーズに飾り付けをすることができます。

 

 

クリスマスはプレゼントがもらえることもあり、子ども達がワクワクするイベントの1つです。

今回紹介した由来や意味合いも伝えながら、より楽しめるようにしてあげてくださいね。