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CME保育士コラム

クリスマスが終わればすぐにお正月!保育園で出来るお正月遊びなどをご紹介!

クリスマス会や大掃除を終えて年末年始の休みが明けると、すぐにお正月遊びがやってきます。

また、冬休み中にお正月を迎えることから、冬休みに入る前にお正月について子ども達に伝えておくことで、お正月についての理解を深めることが可能です。

今回は、お正月についての由来や、冬休み明けに保育園でもできるお正月遊びについて詳しく紹介していきます。

 

お正月とは

お正月とは新しい年を迎えることをお祝いする日です。

1年の最初の月のことで、特に元日から7日までのことを言います。

お正月には、元日(がんじつ)と元旦(がんたん)と呼ばれる日がありますが、元日は1年最初の1月1日のことで、元旦は、元日の日の朝のことを指します。

お正月には、お家に神様が来ると言われており、しめ飾りや門松などを飾ったり、おせち料理を食べたりして、神様をお迎えします。

お正月飾りにはそれぞれ、

  • 門松…神様が降りてくるための目印
  • しめ飾り…家に悪いものが入ってこないようにするもの
  • 鏡餅…神様へのお供え物

といった意味があります。

お正月遊び

保育園で出来るお正月遊びを紹介していきます。

1.おせちパズル

牛乳パックにエビやかまぼこ、昆布巻きなどのイラストを貼り付けて、箱に詰め合わせるパズルです。

牛乳パックであれば箱の中に自由に入れることが出来るので、乳児から楽しむことが可能です。

幼児の場合は段ボール等におせちのイラストを貼り付けてから適当な大きさに切り分けることで、ジグソーパズルのような難しいパズルにすることも可能です。

おせちの具材には、

かまぼこ…紅白で縁起の良いもの

エビ…長生き

昆布巻き…喜ぶ(よろこんぶ)で、縁起物

黒豆…元気で暮らせるように

といった意味合いがあり、おせちの説明の導入にもおすすめです。

 

 

2.羽根つき

1年の厄をはねて健康に過ごせるようにという意味が込められた遊びです。

既製品のものは勿論、牛乳パックや段ボールを使ってオリジナルの羽子板を作成して遊ぶのもおすすめです。

3.福笑い

縁起物であるひょっとこやおかめの顔をモチーフに、新年の幸福を願って行う遊びです。

目隠しをした状態で顔を作成していくゲームで、1人で行うだけでなく、2人1組で指示をする人とパーツを置く人で行って、より正確に顔を作成出来たチームの勝ちなど、ルールを変えて楽しむことが出来ます。

4.凧あげ

元々は男の子の誕生祝いに行われていたもので、凧が高く上がるほど子どもが健康に成長すると言われています。

凧あげは子ども達と一緒に凧を製作して、自分の作った凧をとばすことが出来るので、凧あげを行う園も多いです。

乳児の場合はビニール袋などで作成すると比較的簡単にとばすことができ、幼児の場合は紙などを使って本格的に作成することで、自分が作ったものをとばすことができた達成感を味わうことが出来ます。

 

5.すごろく

大勢で遊ぶことができ、順番やルールを守って遊ぶ必要があって社会性を身に付けるという意味でも保育園で遊ぶのにおすすめの遊びです。

自分たちでマスを作って、オリジナルのすごろくを作ることも出来ます。

すごろくのベースを保育士が作っておき、子どもが1人1マス「2マス戻る」「変な顔をする」などの指示を書いて、ベースの上に好きに置いていくと、その都度違うすごろくで遊ぶことが出来ます。

6.カルタ

幼児向けの遊びですが、幼児の場合は子ども達でカルタを作成することが可能です。

保育士がひらがなを1文字読み札に書いておき、子ども達が好きなひらがなを選んで文章と、文章に合った絵をかきます。

少人数であれば保育士が読んで、子ども全員がカルタに参加しても良いですし、人数が多い場合はクラスを半分にわけ、読み手と取り手に分かれて参加するのもおすすめです。

その他お正月の楽しみ方

お正月

「もういくつ寝ると」で始まるポピュラーなお正月の歌です。

1番は男の子、2番は女の子向けの歌詞となっています。

冬休み前にお正月について子ども達に説明したあとに歌うのがおすすめです。

一月一日

 

「としのはじめの」で始まる、お正月によく耳にする歌です。

テレビなどでも流れる曲なので、保育園で歌っていると子ども達も知っている曲だと嬉しくなること間違いなしです。

めでたいなったらお正月

 

お正月の手遊びです。

歌を歌うことの難しい乳児でも、手遊びを通してお正月に触れることが出来るのでおすすめです。

お雑煮や黒豆、栗きんとんなど、お正月にゆかりのある食べ物が出てきて、保育士のポーズを真似するという簡単な振り付けなので、どの年齢でも楽しんで行うことの出来る手遊びです。

活動

餅つき

お正月には、お雑煮やおしるこなど、お餅を食べる機会が多いです。

理由としては、年初めに固いものを食べて歯を丈夫にすることで健康になるという考えから食べられていると言われています。

そのため、年末や年明けに子ども達と餅つきを体験するのもおすすめです。

餅が米から出来ているという食育にも繋がります。

年賀状作り

お正月と言えば年賀状ですが、1年の感謝を伝えるために、年賀状を作成するのがおすすめです。

乳児の場合は干支の製作をして年賀状に貼ったり、幼児の場合は一から子ども達の好きなように作成したりして、子ども達と一緒にポストに投函します。

自宅に年賀状が届くことで、家族は勿論、子ども自身も自分が作った年賀状を見て喜ぶ家族の顔を見られて嬉しさを味わうことが出来ます。

初詣

近くに神社がある保育園の場合は、子ども達と一緒に初詣に行くのもおすすめです。

初詣は昨年の感謝を伝えるとともに、新年がいい年になるようにとお願いするために神社に訪れることです。

また、「二礼・二拍手・一礼」といった、基本的な作法も身に付けることに繋がります。

神社によって作法が違う場合もあるため、事前に確認して子ども達に伝えることがおすすめです。

 

子ども達はクリスマスを楽しみにしていることが多く、お正月については興味や関心が薄い子が多いですが、おせちや遊びなどにはそれぞれに意味があり、どれも健康や長寿などを願う大切なものです。

また、餅つきや初詣など、お正月ならではのイベントもあるため、意味合いを説明しながら経験できるようにしてあげるのがおすすめです。

お正月に興味をもち、楽しみながら意味や由来を学べるように、今回紹介した内容を参考に子ども達に伝えてみて下さい。