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CME保育士コラム

新しい職場への初出勤時に気を付けたいポイントとは?

転職や就職などで新たな職場へ出勤する際にはうまく馴染めるか不安感を抱える人が多いです。

環境になじめないと、せっかくの新たな職場でも働きにくさを感じてしまうことにも繋がりかねません。

そこで今回は、初出勤時に気を付けるべきポイントを、身なり・人間関係の2つに分けて紹介していきます。

保護者との関わり方についても紹介するので参考にしてください。

 


 

身なり

まずは服装や髪型、メイクなどの身なりについてです。

服装

保育現場ということもあり、面接時のようにスーツで出勤する必要はありません。

しかし、そのまま仕事が出来るようなTシャツやジーパンといったラフすぎる服装での出勤は避けるのがおすすめです。

初出勤の場合には他の保育士も保護者も、どのような人なのかを知らないため、カジュアルな服装で出勤することで、マイナスな印象を避けることができます。

色合いも派手なものではなく落ち着いた色合いのコーディネートにすることが大切です。

また、ジャージ素材のズボンと、紐やフード、ボタンなどがついていないTシャツやロンTがおすすめです。

ズボンはナイロン素材のシャカシャカと音がなるタイプのものは避ける方が良いでしょう。

髪型

髪が長い場合は束ねて清潔感のある髪型にします。

ヘアゴムはシュシュでも大丈夫ですが、ゴムに大きな飾りのついたものは子どもに当たった際に傷つけてしまう恐れがあるので避けた方が良いです。

また、ヘアピン・カチューシャなども子どもに当たると危険なため使用しないようにします。

髪の毛をとめる際にはクリップピンやパッチンピンを使うことがおすすめです。

髪色も派手な髪色は避け、落ち着いた髪色にしておきましょう。

園によってトーンが決まっている場合もあるため、事前に髪色については確認をしておくことがおすすめです。

トーンに指定のある園の場合、6~9トーン以内にすることを指定する園が多いです。

メイク

派手なメイクは避けます。

アイシャドウを付ける場合にはオレンジやベージュといったナチュラルな色のもの、マスカラはブラウン系がおすすめです。

保育は動き回ることが多く、子ども達との距離も近い仕事なので、パウダーをはたいて眉毛を書き、色付きリップを塗る程度の化粧が一般的です。

OLさんのようなばっちりメイクをして初出勤するとマイナスな印象を与えてしまう可能性もあるため、ナチュラルメイクを心掛けましょう。

装飾品

基本的に装飾品は付けない方が良いでしょう。

多くの園は装飾品をつけての保育を禁止しています。

例えばピアスの場合落としてしまったものを子どもが誤飲する可能性がある、ネックレスの場合引っ掛かってしまう可能性があるためです。

そのため、出勤時も装飾品は付けない方がいいでしょう。

結婚している場合の結婚指輪、腕時計程度にとどめることでマイナスな印象を避けることができます。

 

 

人間関係

次に人間関係に関することについてです。

挨拶

初出勤時は、多くの人が自分のことを知らない状態です。

そのため、自ら積極的に挨拶をすることが大切です。

保育中に挨拶をする場合には、忙しい場合が多いので「本日よりこちらで働くことになりました○○です。よろしくお願いいたします。」と簡潔に挨拶をします。

時間をとってもらって挨拶をする際には、目標や就職するまでの経緯などについて簡潔に話をすることもおすすめです。

挨拶をする際には相手の目を見て、明るいトーンで挨拶をすることが大切です。

挨拶がきちんとできていないと「あの人挨拶もしっかりできないのね」と印象が悪くなってしまいます。

「本日よりこちらで働くことになりました○○です。

こちらで働く前は幼稚園で勤務していました。

乳児の発達や関わり方も学びたいと思い、こちらで働かせていただくこととなりました。

先生方にはご迷惑をおかけしてしまうこともあるかと思いますが、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします。」

時間

初出勤の場合、挨拶はもちろんのこと、ロッカーや着替えの場所を教えてもらったり、1日の保育の流れや保育室の場所を確認したりと、保育に入るまでに時間がかかってしまいます。

そのため、時間に余裕を持って出勤することが大切です。

早く出勤しすぎてしまっても迷惑になってしまうので、15~20分前位の出勤がおすすめです。

仕事の疑問点をしっかりと聞く

他の保育士と話をすることは、コミュニケーションにも繋がります。

疑問に思ったことは聞けそうであればその場で、忙しそうであればメモをとって午睡時間に聞くことが大切です。

経験のある保育士の場合、その園での保育に慣れていて、どこがわからないのかがわからないことが多いです。

そのため、わからないことは自ら積極的に確認をして、わからないままにしておかないことが大切です。

また、教えてもらったことはメモをとって何度も同じことを教えてもらうことのないようにする、出来ないことは改善策を自分なりに考えた上で相談することも、良好な人間関係を築いていく上で大切です。

プライベートに踏み込みすぎない

コミュニケーションをとり、良好な人間関係を築くことで働きやすくなりますが、焦って人間関係を築こうとすると「あの人デリカシーがない」など、逆効果になってしまう可能性があります。

初出勤の際には、まだお互いに赤の他人の状態なので相手のプライベートに踏み込みすぎず、距離感を確かめることが大切です。

始めは「ここの園にはどれくらい勤めてるんですか?」「去年は何歳児クラスを担当していたんですか?」など、保育に関する質問をしながらコミュニケーションをとることがおすすめです。

保護者との関わり方

保護者にとっては大事なわが子を預けることになるので、どんな人なのかとてもよく見ています。

朝であれば保護者も出勤前で時間がない場合も多いので、「おはようございます。担任の○○です、よろしくお願いします。」と簡潔に挨拶をしたり、帰りであれば「今年度から○○ぐみの担任になりました○○です、1年間よろしくお願いいたします」と丁寧に挨拶をすることがおすすめです。

また、保護者から言われたことでわからないことがあった時には曖昧にしたり憶測で返事をせずに「確認します」と周りの保育士に確認をし、「すぐにお答えできずにすみませんでした」と一言声をかけることで、マイナスな印象を持たれることを避けることが出来ます。

また、「○○ちゃんは、初めて会った私にも人見知りせずに話しかけてくれて、ここに雑巾があるよ!など、たくさん教えてくれました」など、子どもとの関わりを簡潔に伝えるのもおすすめです。

 

 

初出勤は緊張と不安が入り混じってドキドキしますが、身なりを整えて積極的に挨拶や仕事を行う事で、だんだんと職場に馴染めるようになります。

反対に緊張ばかりで挨拶や声掛けがうまく出来ないと、人間関係を築くことも難しくなってしまいます。

今回紹介した内容を参考にしながら初出勤に備えて準備をし、良好な人間関係を築けるようにしていってください。