保育園の夏祭りを盛り上げるイベントや出し物のご紹介♪
保育園での夏の楽しみといえば、プールと夏祭りではないでしょうか。
今回は保育園の夏祭りを盛り上げるのにおすすめの出し物や、製作方法について紹介します。
保育園の夏祭りとは
保育園の夏祭りは、土日や平日の夜に保護者と一緒に参加する園もあれば、平日の昼間に子ども達だけで行う園もあったり、保育士が店番をする・子どもが交代で店番をするなど、特色は園によって様々です。
保護者と一緒に参加する場合には、子どもには少し難しい程度の難易度のものにすると、親子でコミュニケーションをとりながら参加することができます。
園児のみで行う場合には、0・1歳児は保育士と、2~5歳児は縦割りで出し物をまわるようにすると、保育士や異年齢児との関わりを楽しみながら夏祭りを楽しむことが出来ます。
まずは園での夏祭りの方法をしっかりと把握し、どういった内容の出し物をするのかを決めることが大切です。
夏祭りにおすすめの出し物・製作方法
保育園で行う夏祭りは、出し物やゲームに必要なものを子ども達と作って準備することが多いです。
そのため、おすすめの出し物と共に、必要なものの製作方法も紹介していきます。
1.金魚すくい
夏祭りの定番ともいえる金魚すくいは、保育園の夏祭りもおすすめです。
磁石でくっつくものを乳児用、モールをひっかけて取るのを幼児用のように、難易度を調整しやすいので全年齢で楽しむことが出来ます。
製作方法
★磁石金魚すくい
- 牛乳パックを適度な大きさに切り、魚の絵を描く。
- 完成した魚にクリップを付ける。
- 割り箸にタコ糸を付け、タコ糸の先に磁石を付ける。
少ない工程で作ることができるので、子ども達も楽しみながら製作することが出来ます。
牛乳パックは水に強い素材のため、実際に水に浮かせて金魚すくいを楽しむことが出来るのも、子ども達が楽しめるポイントの1つです。
大きな魚にはクリップを複数付けて少し簡単に、小さい魚にはクリップを1つにして少し難しくすることで、乳児・幼児共に楽しめる金魚すくいになります。
★空き容器で金魚すくい
- 乳酸菌飲料にビニールテープを巻いて色付けをする。
- 短く切ったスズランテープでしっぽやひれを付ける。
- 割り箸にタコ糸を付け、タコ糸の先にJの字型のモールを付ける
年齢によってはビニールテープを綺麗に巻くのは子どもでは難しい場合があるので、保育士が行って、ひれなどは子どもが付けるなどの配慮が必要です。
モールを口に入れてひっかけるという作業が少し難しいので、親子で夏祭りに参加する際や、幼児で楽しめる金魚すくいになります。
青は1点、赤は2点など、金魚に点数を付けて親子で点数を競えるようにしても楽しめます。
2.輪投げ
輪投げも夏祭りの定番の出し物の1つです。
子ども達が製作しやすく、投げる位置を乳児は近く・幼児は少し離れて・保護者は遠くからなど調整することで、同じゲームを全年齢で楽しむことが出来るので、とても盛り上がるゲームです。
製作方法
★廃材でできる輪投げ
- トイレットペーパーの芯やペットボトルなどの大きさに合わせて切った画用紙に絵を描く。
- 描いた絵を廃材に巻きつけて付ける。
- 新聞紙や広告などを細長い筒状にし、輪を作る。
工程が少なく、保育士が援助すれば乳児でも作ることができる出し物です。
幼児であれば自分たちで点数を決めて数字を描くこともでき、楽しんで製作に取り組むことが出来ます。
★絵合わせ輪投げ(ウサギ)
- 紙皿の中心に紙コップを置き、紙コップの飲み口より少し大きな円を描いて切り抜く。
- 段ボールに画用紙を貼り付ける
- 紙コップの底にウサギの鼻と口を描く
- 紙コップの飲み口に切り込みを入れて段ボールの中心に貼りつける
- 紙皿にウサギの目を描く
- 紙皿を紙コップに通し、画用紙を貼った段ボールにうさぎの輪郭や耳を描く
作る工程は多いですが、紙皿のくり抜きや紙コップの切り込みは保育士が行っておくことで、子どもの製作工程は少なく、比較的簡単なものになります。
紙皿を投げて、どれくらいウサギの完成度が高い状態に出来るかを競う、福笑いのような要素もある輪投げです。
他にもライオンやパンダなど、子ども達とどんな動物にするかを考えて作ることができます。
3.お面屋さん
ゲームではなく景品的要素なのである程度まとまった数が必要になりますが、子どもに人気の屋台です。
持ち帰ることが出来るので、楽しかった夏祭りの思い出を自宅でも楽しむことが出来ます。
製作方法
★簡単お面
- 画用紙を顔程度の大きさに切り、目・口部分をくり抜く。
- 好きな顔を描く。
- 両耳のあたりに輪ゴムを付ける。
子ども達が好きなキャラクターや表情のお面を作ることができ、自分が作ったお面を誰かが選んでくれるという喜びを味わうことが出来ます。
保護者と一緒に参加する夏祭りの場合、画用紙を白紙にしておき、スペースを設けて親子でお面に絵付けできるようにするとコミュニケーションをとりながら楽しんで製作することができます。
夏祭りにおすすめのおみこし
夏祭りと言えば欠かせないのがおみこしです。
自分たちが作ったおみこしを実際に担いで園内や園付近をまわるという経験は、子どもにとってかけがえのないものになります。
子ども達と一緒にデザインを考えて製作するのが望ましいですが、子ども達の力で持ち上げられるものでなくてはいけないため、段ボールでおみこしを作るのがおすすめです。
製作方法
- 段ボールで家の形を作る。(大きめの段ボールに屋根を付ける)
- 子ども達とデザインを考え、段ボールに装飾していく。
- 担ぎ棒に赤と白のビニールテープを巻く(角材だと重さがあるため、塩ビ管(水道管)がおすすめです)
- 担ぎ棒と土台をガムテープで固定する。
段ボールと塩ビ管を使うことで比較的軽く製作することができ、子ども達も神輿を背負いやすくなります。
また、段ボールであれば様々なものが貼り付けられるので、お絵描きで装飾するだけでなく、花紙や風船などの立体物も貼り付けることが可能です。
土台や担ぎ棒に鈴を付けると、より本物のおみこしの雰囲気がでます。
新型コロナウイルスの影響により、地区のお祭りなどが中止になっていることも多く、お祭りの雰囲気を楽しむことができない状況にあります。
保育園で夏祭りをすることで、少しでもお祭りの雰囲気を味わうことが出来るので、今回紹介した記事を参考に子ども達と協力しながら、楽しく思い出に残るような夏祭りを行ってみて下さいね。