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CME保育士コラム

保育士さんにも好きな時間はある♪保育時間で好きなのは?

外遊びが好きな子、製作が好きな子など、好きな活動内容がある子も少なくありません。

一方で保育士にも「この活動が好き」など、保育士自身も楽しんでいる活動があることが多いです。

今回は保育士が好きな時間について紹介します。

 


 

絵本の読み聞かせ

絵本を読むのが好きな保育士は、絵本の読み聞かせの時間を楽しんでいることが多いです。

「子ども達はどんな反応をしてくれるかな?」「どうやって読んだらこの世界観が伝わるかな?」と、子ども達の反応を楽しみながら絵本を読んでいます。

年齢や子どもに合った絵本を選ぶことで、どの年齢でも楽しむことができる絵本は保育士に人気の時間の1つです。

同じ年齢でもその年の子によって反応も様々で、「去年の4歳の子はあまり興味がなさそうだったけど、今年の4歳児クラスはすごく興味を持って見てくれる」といったこともあるので、色々と試してみるのがおすすめです。

おすすめの絵本

保育士人気の高い絵本を紹介します。

乳児クラスでは、

  • だるまさんがシリーズ
  • ノンタンシリーズ
  • パンダのあかちゃんおっとっと
  • おべんとうバス
  • どんないろがすき
  • はらぺこあおむし
  • おばけのやだもん
  • おむつのなか、みせてみせて

などが人気です。

0.1歳児クラスの場合、リズムよく読み進めたり歌のある絵本が人気です。

2歳児クラスになると少しずつストーリー性のあるものも楽しめるようになってきます。

 

幼児クラスでは、

  • パンどろぼうシリーズ
  • おばけのてんぷら
  • もったいないばあさん
  • へんしんトンネル
  • めっきらもっきらどおんどん
  • からすのパンやさん

などが人気です。

幼児になるとストーリーのある絵本を楽しめるようになり、少し長い絵本でも集中して見ることができます。

時々クスっと笑ってしまうようなものや、言葉遊びのあるもの、ドキドキハラハラするような絵本は子ども達が楽しんで見てくれることが多いです。

 

 

鬼ごっこ

普通の鬼ごっこ以外にも、氷鬼や色鬼、バナナ鬼やケイドロなどルールをアレンジできる鬼ごっこは、子どもにも保育士にも人気の遊びです。

幼児の場合は子どもの走る速度も速くなり、思わず本気で走って逃げたり追いかけたりすることも多いです。

体力的に疲れるので苦手という保育士と、子どもと思い切り身体を動かして遊べるので好きという保育士に分かれることもありますが、子どもと一緒になって夢中になって遊べる鬼ごっこは楽しいです。

製作

作るのが好きな保育士は、製作をする時間が好きという人が多いです。

子どもの成長に合った製作を考えるために工夫が必要ですが、自分が考えたものを子ども達が楽しんで取り組み作り上げる姿を見ると達成感を感じることが出来ます。

製作も子どもの成長に合ったものを準備することでどの年齢でも取り入れることができるため、製作に力を入れる保育士も少なくありません。

手遊び

子ども達が楽しんで参加してくれたり、活動や話始めの前の導入としても活用できる手遊びが好きという保育士も多いです。

昔からある手遊びは勿論のこと、新しい手遊びもどんどん増えていくので、保育士が手遊びを調べて新しいものを取り入れていくと、子ども達も飽きることなく参加出来ることが多いです。

「トントントン」などの手遊びは昔からあるものですが、アレンジ版も多く、アンパンマン・ドラえもん・鬼滅の刃など、人気のキャラクター版にアレンジされたものや、クリスマスなど行事で使えるバージョンもあります。

誰もが知っているリズムだからこそ、アレンジしてもすぐに子どもが一緒に楽しめるのでおすすめです。

リズム遊び・リトミック

身体を動かして遊べるリズム遊びやリトミックを楽しんでいる保育士もたくさんいます。

ピアノが得意であれば保育士が曲順などを決めてピアノも弾くことができ、子どもが自分の弾いたピアノに合わせて楽しんでいくれている姿を見ると嬉しくなります。

リトミックでは、うさぎ・うま(ギャロップ)・アヒル・ゾウ・糸車など、年齢に合わせて曲や難易度を変えることも出来ます。

リズム遊びでは子どもの好きな歌を取り入れて一緒に身体を動かして遊びます。

かえるのうたではカエル跳びをしたり、ちょうちょうでは腕を羽に見立てて動かしたり、どんぐりころころに合わせて転がったりして身体を動かすことができるので、乳児にもおすすめです。

組み立て玩具

組み立て玩具はLaQやパックス、ワミーやカプラなど、子どもが組み立てて遊ぶ玩具です。

筆者は子ども達とLaQで作品を作る時間がとても好きで、一緒に集中して遊んでしまいます。

始めは簡単な説明書などを見て組み立てて作り上げるところから始め、次第に難しい作品の説明書に移行していきます。

組み立てに慣れてくると「これを組み合わせるとこの形になる」ということが理解できるようになり、説明書がなくても想像力を働かせて作りたいものを作れるようになってきます。

カプラは一歩間違えると壊れてしまうので集中力も大切ですが、大きなものを作り上げたときには達成感があります。

大作になると活動時間内や朝夕の自由時間内だけでは作り上げられないことも多いため、とっておいて子どもが完成させられるような環境を作ることも大切です。

廃材遊び

廃材遊びは大人では思いつかないような子どもの想像力や発想力が見られて楽しい活動の1つです。

あるものを使って何を作るか自分で考えて、創意工夫して作る姿が微笑ましく、時に「それとそれを組み合わせてこんなものが作れるんだ」と驚かされることもあります。

廃材遊びを子ども達が充分に楽しむために、様々な廃材を準備したり、ハサミやノリ、テープの使い方をしっかりと伝えておくことが大切です。

パッと見ただけでは何を作ったのかわからないことが多いため、作り終えた後に何を作ったのか、どこがポイントかなどを発表する場を設けるのもおすすめです。

 

 

どんな活動でも子ども達が楽しむためにどうすれば良いか考えて保育を行っていますが、その中でもやはり「この活動が好き」という活動がある保育士は多いです。

苦手なことにも挑戦したり克服することも大切ですが、保育士が楽しい・好きと思うことは子どもにも楽しさが伝わりやすいので、積極的に取り入れていくことがおすすめです。